2015年03月11日(水) 12:00
半兄キズマ(父Discreet Cat)はダート短距離路線でOPクラスまで出世している。母ハンドオブフェイトはNijinsky 3×2、Raise a Native 3×4という父母相似配合なので、自身の特長を比較的安定して伝えるタイプではないかと思われる。したがって、兄が走っているので妹も期待できる。父コマンズはDanewin(現役時代に豪G1を5勝し種牡馬としても成功)の全弟で、オーストラリアの歴史的名馬Octagonalの甥でもある良血。豪種牡馬ランキングではコンスタントにベスト5以内に入り、12-13年は3位だった。短距離型だけに1200mの成績が優れている。日本向きの軽さに若干欠けるため、勝利数、連対率ともに芝よりもダートが上回っている。芝・ダート兼用のスプリンターだろう。
母ペンカナプリンセスはフレッドダーリンS(英G3・芝7f)を勝ったほか、愛1000ギニー(G1)で2着となる活躍をみせた。産駒成績は優秀で、ダノンジェラート(父ディープインパクト/12年セントライト記念-GII・3着)、ワールドインパクト(父ディープインパクト/14年青葉賞-GII・2着)を産んでいる。本馬の父ハーツクライは・・・
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栗山求
68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG
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