国枝厩舎アチーヴが高松宮記念の大穴?/トレセン発秘話

2015年03月26日(木) 18:00


◆人気薄のGI制覇こそ

“2強対決”として注目を集めた22日のGIIスプリングSは、5番人気の伏兵キタサンブラックがスローペースを利してまんまと押し切り勝ち。2着リアルスティールには本気度マックスではない“花相撲”といった印象が残ったが、当方が気になったのは3着ダノンプラチナの坂上での失速だった。

 あれは果たして距離の壁か? その核心に迫ろうと、週明けの美浦で国枝厩舎の大仲へさっそく進撃。「いや〜ダメでしたね。ひょっとして山村さんのデス・コラム(当欄)に載せました?」などという新婚ボケ(椎本英男助手)のたわ言は一切無視。すかさずチーフ格・佐藤勝美助手に振り返ってもらった。

「折り合いもついて競馬は合格。でも最後は伸び切れなかったな。距離? いや、敗因を突き詰めれば自分たちが甘かったということだろう。テンションを上げないことをまず重視。トライアル止まりの過去(カミノタサハラ)があり、先を見る意識も強く、仕上げは七分くらい。それでも何とかなるかと思ったが…。やっぱり勝ちにいくなら・・・

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東京スポーツ

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