今年も2歳馬ゲート試験で様々なドラマ/吉田竜作マル秘週報

2015年05月27日(水) 18:00


◆「坂路の動きもいいし、走ってくると思う」(川江助手)と厩舎の評価も高い即戦力候補とは…

 新馬戦スタートまで2週間を切ったとあって、さすがにゲート試験受験馬の数が一気に増加。水面下では試験をめぐる泣き笑いのドラマが繰り広げられている。

 当コラムで何度となくお伝えしているように、若駒にとって「ゲート」とは非常にやっかいなもの。その狭さは閉塞感があり、おまけにスタートの際には大きな音までするのだから…。いずれは慣れるものだとしても、そこに至るまでには「人」の助けだけでなく、ともに切磋琢磨する「馬」の存在も必要になる。

 現在、山内厩舎にはダンツプリウス(牡=父ブライアンズタイム、母ストロングレダ)とエキドナ(牝=父スタチューオブリバティ、母マーゴーン)と2頭の2歳馬が入厩。それぞれがお互いを頼りにしながら練習を積んでいるのだが、習得までの時間には微妙に差が出てくる。

「練習をしていても、前扉が開いたら自分から出ようとするからね。これならすぐに受かると思った」と川江助手が評価していたのは・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

東京スポーツ

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして競馬評論家・井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

関連サイト:競馬トウスポWeb

関連情報

新着コラム

コラムを探す