「分かりやすい馬」より「その下のグループ」/CBC賞

2015年07月03日(金) 18:00


◆ウリウリは人気が無いならよいが、人気だとすると馬券では…

 CBC賞は今の条件になって間もないので、データでの予想は難しいレース。芝1200mのハンデGIII全体を対象に振り返ると、前走重賞1、2着馬、当該レースでの1、2番人気馬といった「分かりやすい馬」は売れすぎていて回収率が伸びず、その下のグループのほうがよい。

 人気はウリウリサドンストームあたりだろうか。ウリウリの前走は鮮やかだったが、京都でレコード勝ち→中京替わりというのは馬券的にプラスの条件替わりではないし、距離短縮で初距離というのも課題。それで人気が無いならよいが・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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