炎天下での競馬開催 夏の間に気を付けていることとは!?

2015年08月04日(火) 18:00

小牧太

今回の太論では、小牧騎手の意外な習慣が明らかに!?

先週のゴールドシップの出遅れについての記事には、想像以上に大きな反響が寄せられました。恐らく、小牧騎手本人はまったく気づいていない(!?)かもしれませんが、改めて、ジョッキーが本音で語ることの意義を感じた次第です。さて、今回は夏競馬についてのユーザーからの質問でスタート。小牧騎手の意外な習慣が明らかに!?

(取材・文/不破由妃子)


落馬が続いたのをきっかけに、お清めのお塩を

──今回はユーザーの質問からスタートです。まずは、「本格的に夏競馬が始まりましたが、夏の間、とくに気を付けていることはありますか?」という質問です。

小牧 ん〜、なんにもないねぇ。

──以前、塩をなめるとかおっしゃっていたような…。

小牧 ああ、それは冬もや(笑)。なめるだけじゃなく、歩様が悪い馬に乗るときには、事故がないようにお清めの意味で鞍に振ったりするよ。

──そうだったんですね!

小牧 しょっちゅうや。ほかのジョッキーはやってないかもしれんけど、僕は小さいお塩の容器をいつも持っていて、乗る前に鞍に振ったりしてます。「事故がありませんように」とか「勝ってくれますように」とか心のなかで思いながら、鞍に振ったり、なめたりとかしてる。

──園田時代からの習慣ですか?

小牧 いや、中央に来てからかな。何年も前からやけど、ある年に・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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