小倉記念の突っ張りどころとオバケどころ

2015年08月06日(木) 12:00


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今年の小倉記念は、パッションダンスとタガノグランパに注目している!

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理由はこの2頭が今年の「前走5月馬」だから。

ここ3年、ずっと「前走5月馬の突っ張り」について書いていて、それでもなお「前走5月馬」は来ている。現在6年連続で馬券になっている!
もはや、ちょっとやそっとじゃCan't get love! そうそう崩れないはず。ならば今年も5月馬で突っ張るまでだ。

以下は、過去12年の「前走5月馬」の好走歴。
前走5月馬が穴をあけているのがわかる。

03年 ロサード 4人気1着 前走5月(新潟大賞典)
06年 ヴィータローザ 7人気2着 前走5月(新潟大賞典)
09年 ダンスアジョイ 16人気1着 前走5月(目黒記念)
10年 ニホンピロレガーロ 9人気1着 前走5月(新潟大賞典)
11年 キタサンアミーゴ 15人気2着 前走5月(新潟大賞典)
12年 ナリタクリスタル 9人気3着 前走5月(新潟大賞典)
13年 ラブリーデイ 5人気2着 前走5月(ダービー)
14年 サトノノブレス 3人気1着 前走5月(天皇賞春)

去年のサトノノブレスは3人気で、穴とは言えないと思われるかもしれない。
しかしもう1頭の前走5月馬は1人気のラストインパクトだった。
その1人気ラストインパクトは6着に敗れ、3人気のサトノノブレスが1着した。つまり人気のない方の前走5月馬が勝ったとも言えるわけだ。

3年前にも同じようなことがあった。
前走5月馬が2頭いて、

6人気 タムロスカイ   11着
9人気 ナリタクリスタル 3着

人気のないナリタクリスタルが3着した。
そういえば、当時、このコラムでナリタクリスタルはトップハンデだからナイガシロにして、タムロスカイを上と見立てたら、ナリタクリスタルに走られて、翔んだパープリン、とんだ赤っ恥を晒しんだった! 今思い出した。

パープリンといえば、この夏、ここで紹介しているオッズだけで好走馬を見つける必勝法「オッズのお化け屋敷・ここにオバケちゃんがいる!」がまたまた当ってしまい、パープリンな自分を晒している。

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小倉記念のオバケポイント
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先週の該当馬はアースソニックただ1頭だった!
いやぁ〜〜、おりますなぁ〜。オッズはお化け探しの宝庫だ。まさにゴーストバスターズだ!!

函館記念のときに「青の層(単10.0〜20.0未満)」にオバケがいるとゴーストバスターズしたら、単16.5倍のヤマカツエースが3着してしまった。でも自分は3頭いた青の層から2頭を選んだら、選ばなかったヤマカツに走られた。パープリンだ!

でもアプローチそのものは、上手くいったもんだから、その後も調子に乗って、ゴーストバスターズしてみたら、中京記念(単10.0倍の上下にいる馬=ダローネガ)、アイビスSD(単8倍台、いない場合は7倍台の馬で5人気に一番近い馬=アースソニック)と連続で該当馬が馬券になってしまった。もちろんダローネガからは買った。しかし2着のアルマディヴァンが抜けた! パープリンだ! アースソニックからも買った。でもマコトナワラタナにこだわりすぎて、マコトナとの2頭軸で馬券を買ってしまった! パープリンにもほどがある!

ふつうは調子に乗ると、そこで終わるはずなのに3週も連続でオバケポイントが当ってしまった。
特に先週のアイビスSDは、該当馬が出現する場合は必ず1択なので、単7.7倍で5人気に一番近い4番人気のアースソニックは迷う必要のないオバケちゃんだった。パープリンではあるけれど、アプローチは間違ってない! ちゃんとした人がちゃんと買えば大儲けできてるはず。

というわけで、さらに調子に乗った自分はこの夏の、いやもう1週おまけしてセントウルS&京成杯AHまでの重賞をぜんぶゴーストバスターズしてみたのだった!・・・

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かしわでちょうほう

競馬専門誌・競馬王の元本紙予想担当。今は競馬王その他にて、変な立ち位置や変な隙間を見つけて、競馬の予想のようなものを展開中のニギニギ系。 著書はなし。最新刊「グラサン師匠の鉄板競馬 最前線で異彩を放つ看板予想家の鉄板録」に再び間借りして、4年ぶりに全重賞・根多の大百科的なものを執筆。

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