コスモス賞に2頭の面白い馬アリ/トレセン発秘話

2015年08月13日(木) 18:00


◆「前走でやっと競馬が分かってきた印象」

 GIII札幌2歳Sの前哨戦、コスモス賞(15日=札幌芝1800メートル)には中央馬7頭に対し、6頭の道営馬がエントリー。計13頭の熱い戦いが繰り広げられるが…。実は特別指定競走となった1995年以降、道営馬が勝った例は皆無。そろそろ結果を出さないと、出走意義さえ疑われかねない流れになっている。

 もっともJRAとすれば、交流をやめられない事情もあろう。もともと参戦馬が少ないレースで、ゴールドシップが勝った2011年はJRA所属馬がわずか3頭。道営馬の参戦なくしては、不成立となる可能性を毎年はらむからだ。2歳戦の番組編成を再考すべきなのかもしれない。

 というわけで、今年もコスモス賞の注目は中央馬。欲を言えば札幌2歳Sまで視野を広げられる素材となるが、面白い馬が函館に2頭いる。一頭は函館の新馬戦(芝千八)を逃げ切ったグローリーミストだ。

「初戦はまだ本数も少なく、馬もできていなかった。それだけにハナを切れるとは思っていなかったし、そのまま押し切るとも思わなかった。展開に恵まれたにせよ・・・

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東京スポーツ

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