我慢の競馬と斤量差で実績馬を一蹴/白山大賞典

2015年10月07日(水) 18:00

(撮影:武田 明彦)


柴田大知騎手の落ち着いた好判断

 エーシンモアオバーにこのレース3連覇が期待された一戦。それにしても地方小回りコースの長距離戦における、岩田騎手のレースを支配するペース配分は絶妙だ。一昨年、昨年と、エーシンモアオバーでマイペースの逃げに持ち込み、ゴール前での後続の追撃を完封。今回もスタート後に先頭に立つと、1周目のスタンド前でペースを落とした。今年も岩田騎手がうまくペースを落としたなあ、と見ていたら、そうはさせじと競りかけて行く馬がいた。最終的に単勝1番人気となったソロルだった。

 しかしそこで・・・

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斎藤修

1964年生まれ。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』解説。NAR公式サイト『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』等で記事を執筆。ドバイ、ブリーダーズC、シンガポール、香港などの国際レースにも毎年足を運ぶ。

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