牝馬には心配なスタンド前発走もタッチングスピーチなら大丈夫そう/トレセン発秘話

2015年10月16日(金) 18:00


◆ポテンシャルをきっちり発揮してくれそう

 恥ずかしながら、この年になって“パドックの真実”を初めて知った。構造上、観客の声が反響しやすく馬がイレ込みやすい競馬場と、その逆があるということ。また、同じ馬の周回でも、観客側を歩く時とオッズ掲示板側を歩く時では馬のテンションが違うこともあるそうだ。

「やっぱり馬も大勢の人の近くに行くと、気になってしまうことがあるからね。その一場面だけでイレ込んでいると言われても…。反対側を歩く時はスッと落ち着いていたりすることもあるよ」

 こう説明してくれたのは石坂キュウ舎の桑村光史助手だ。競馬場の造り、大勢のファンの圧迫感、声の反響…もろもろの状況を踏まえて馬の気配を見なければいけないのだとしたら、パドックでの馬見というのも簡単な作業ではない。

 今週末に行われるGI秋華賞は・・・

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東京スポーツ

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

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