データ的にはあの馬の「一強」か!?/菊花賞

2015年10月21日(水) 18:00


■菊花賞(G1・京都芝3000m外)フルゲート18頭/登録19頭

【コース総論】京都芝3000m外 Aコース使用

※今回は「京都芝2200m以上」の4コースを集計対象としています

・コースの要所!


★多頭数では勝ち馬の90%以上が7番人気以内。イメージ以上に人気馬優勢。

★内枠が圧倒的優勢でひとケタ馬番を狙うのがベター。外枠の扱いに注意。

★差せるが中団の位置は欲しい。4角11番手以下馬の複勝率はわずか3.7%。


 現在は菊花賞と万葉Sでしか使用されていない、京都芝3000m外。レースデータとコースデータの差がほとんどなくなってしまうので、今回は「京都芝2200m以上」を対象としたコース分析を行っている。かなり大雑把なデータだが、すべて外回りであり、少なくとも参考にはなるはずだ。

 16頭以上の多頭数における平均配当は、単勝1596円、馬連6574円、3連複2万7800円。目立っているのが単勝の高さだが、勝ち馬の90%以上が7番人気以内である。これはつまり、2〜7番人気が健闘しているということ。1番人気もフツーに強いが、傾向としては「中穴を1着で狙う馬券」がもっとも狙い目といえる。

 驚いたのが・・・

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小林誠

競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。

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