データの5頭と直感の1頭で勝負させて!/菊花賞

2015年10月23日(金) 18:00


◆懸念材料がひとつ

須田 先週の秋華賞は、井崎センセイが果敢に「消し」で勝負したミッキークイーンが見事に1着。さらに2着も「消し」のクイーンズリングという、素晴らしい結果でしたね!

井崎 須田クンの引きつった笑顔と嫌味が、心に突き刺さるねえ。3着に粘ったマキシマムドパリを残していたのが救いといえば救いだったけど、大ハズレじゃあ無意味だしさ。

須田 星取り表にズラリと並んだ黒星の数も、なかなかに壮観ですよ? このまま有馬記念までハズレ続けるんじゃないかと、今からもうホントに胃が痛いといいますか……。

井崎 ある意味、そこまで行けば立派な偉業だけどな(笑)。で、こんな状況で言うのもアレなんだけど、今週の菊花賞はけっこう自信アリなんだよ。懸念材料ひとつを除いて。

須田 ……いま辞書を引いたところ、【眉唾】とは「眉に唾をつければ狐や狸に化かされないという俗信から生まれた言葉」だそうです。思いっきり塗りつけたくなりますね!

井崎 いやまあ、そういうリアクションが来る気はしたけどさ。でも、精度の高い消去ネタで無理なく消せたという印象が強いんだよね、今回。ネタの内容もフツーだろ?

須田 あ、消去ネタの内容については、まったく問題ないと思いますよ。セントライト記念組や神戸新聞杯組にしても、無理やり消した感はまったくないですし。

井崎 それに、G1で騎手の乗り替わりがマイナスであることや、菊花賞における・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

井崎脩五郎

1975年から新聞、雑誌などにユニークな競馬エッセイを発表。1983年からフジテレビの競馬中継にレギュラー解説者しても活躍中。須田鷹雄との掛け合いによって誕生した消去法は、もはや伝説の馬券術。巷では「1年遅れのバカ当たり」とも称される!?

関連情報

新着コラム

コラムを探す