前年とは明らかに傾向が違う東京の芝

2015年11月04日(水) 18:00


◆天皇賞や精進湖特別から考えて今の馬場で最も有利なのは…

 メルボルンCの勝ち馬プリンスオブペンザンスの母ロイヤルサクセサーはもともとノーザンファーム関係の所有馬(日本でも吉田和子氏名義で走った馬)。父ペンタイアもラフィアンの主導で日本にも導入されたものの、オセアニア専属になった馬。

 ちなみに、ロイヤルサクセサーの前年度(兄)はジャングルポケットを配合されていましたが、翌年、馬インフルエンザ騒動の影響で日本の種牡馬はシャトルが禁止に。インフルエンザ騒動がなければ、プリンスオブペンザンスは誕生していなかったかもしれません。

 そうだとしたら、2着マックスダイナマイトが勝利したかもしれませんが、この馬の父グレイトジャーニーもサンデーサイレンス産駒の日本産馬。

 なお、1、2、3着馬は1〜4番ゲート。「上位馬のゲートが偏ること」と・・・

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亀谷敬正

血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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