「強い!」としか言葉が出ないような勝ちっぷりだったタイニーダンサー(村本浩平)

2015年11月10日(火) 18:00


◆タイニーダンサーの強さについて角川秀樹調教師、グランド牧場の伊藤佳幸代表に聞いてみました

 いきなりですが、クイズです。この原稿を書いている11月8日の時点で最も多くの収得賞金を得ている2歳馬は、メイクデビュー、中京2歳S、小倉2歳Sと3連勝を飾ったシュウジです。では、収得賞金で2位に付けている馬は? 

 このクイズは普段から地方競馬の動向まで注目している人には簡単ですね! 答えはエーデルワイス賞、そして北海道2歳優駿と、ホッカイドウ競馬で行われた2つの2歳交流重賞を制したタイニーダンサー。クイズの答えが当たった人には、脳内ガバス5ポイントを、北海道からテレパシーでお送りします(笑)。

 と、冗談はここまでにして、タイニーダンサーが勝ったエーデルワイス賞と北海道2歳優駿だが、現場で見ていても「強い!」としか言葉が出ないような勝ちっぷりでした。

 ダート1200mで行われたエーデルワイス賞では最内で脚をためると、直線では弾けるように末脚を伸ばして、逃げたモダンウーマンを交わして2馬身差の快勝。その時より距離が3ハロン伸びた北海道2歳優駿では、スタート後の位置取り争いでハナを奪うという、まさかの展開。その後、タイニーダンサーはポジションを下げますが、最後の直線では叩き合いをする3頭の外に進路を向けると、エーデルワイス賞を彷彿とさせるような末脚で、先に抜けだしたスティールキングを差しきって重賞連覇。ちなみに過去にこの2つのレースを制したのは、フェスティバル以来、14年ぶりのこととなります。

 というところで、クイズ第二問!・・・

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