休み明けのモーリスをどう評価する

2015年11月17日(火) 12:00


平成以降の平地GIに中20週以上の間隔で出走した馬はのべ213頭いるが…

 週半ばの段階でnetkeibaの重賞予想オッズを見ることがよくあるが、今週のマイルCSについて見てみたら、イスラボニータが1番人気でモーリスは2番人気だった。

 当該予想オッズはファンの予想をもとに作られるので、4連勝中のモーリスがそこまでの評価でしかないことは意外だったが、冷静に考えてみると、その評価のほうが妥当かもしれない。それだけ、休み明けでGIに臨むのは大変なことでもある。

 今回のモーリスは6月7日以来の出走で、11月22日のマイルCSは中23週での出走ということになる・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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