大きく成長していたモーリス/マイルCS

2015年11月24日(火) 18:00

「マイルのチャンピオンは崩れない」。しばらく使われることのなかったフレーズだが、やっぱり金言は生きていた。1984年、安田記念がGIになり、マイルCSが創設された。今年で32回目を迎えたマイルCSを圧倒的な内容で制したのは、今春の安田記念を勝ったモーリス(父スクリーンヒーロー)。過去、安田記念とマイルCSの両GIを制したのは、

▼ニホンピロウイナー(父スティールハート)
1984年、1985年

▽ニッポーテイオー(父リィフォー)
1987年

▽オグリキャップ(父ダンシングキャップ)
1989年

▼ノースフライト(父トニービン)
1994年

▽トロットサンダー(父ダイナコスモス)
1995年

▼タイキシャトル(父Devil's Bag)
1997年、1998年

▼エアジハード(父サクラユタカオー)
1999年

▽アグネスデジタル(父Crafty Prospector)
2000年

▼ダイワメジャー(父サンデーサイレンス)
2006年、2007年

▼モーリス(父スクリーンヒーロー)
2015年

※▼…同一年に安田記念、マイルCSを制覇

 今回のモーリスは、史上10頭目になり、同一年の制覇は6頭目となった。・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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