2015年12月16日(水) 12:00
初年度産駒がいよいよ来年デビューを迎えるフランケル産駒が24頭登録された他、英国クラシックの中でダービーだけ勝っていないエリザベス女王が、父ガリレオ・母メモリー(競走名コールトゥマインド)、父シャマーダル・母フリーヴァーズ(競走名フロンティスピース)の2頭を登録するなど、様々な話題に満ち溢れている中、日本産馬が9頭も登録されたことが関係者の注目を集めている。
このうち5頭は、日本の競馬と馬産との関係を深めているシェイク・ファハドのカタール・レーシング所有馬で、5頭はいずれも2014年のJRHAセレクトセール当歳セッションにおける購買馬である。
残る3頭は、日本の馬主さんによる登録馬だ。
父スクリーンヒーロー・母グローリサンディの牡馬、父アイルハヴアナザー・母タイキシャインの牡馬の2頭を登録したのが、ビッグレッドファームの岡田繁幸氏である。
いささか先の長い話となるが、2017年の英国ダービーを目指す日本産馬たちの戦いに注目していきたいと思う。
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合田直弘
1959年(昭和34年)東京に生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の製作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬に学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。
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