枠順抽選会から当日夜の出来事まで「有馬記念」を振り返る

2015年12月29日(火) 18:00

小牧太

今回は有馬記念翌日の小牧騎手を直撃。枠順の抽選会から有馬記念を振り返っていただきました

1枠2番という絶好枠を引き当てた小牧騎手&ヒットザターゲットでしたが、結果は残念ながら13着。とはいえ今年1年、目黒記念優勝、札幌記念2着をはじめ、たくさんのドキドキワクワクを私たちに届けてくれました。今回の『太論』では、有馬記念翌日の小牧騎手を直撃。枠順の抽選会から有馬記念を振り返っていただきました。

(取材・文/不破由妃子)


五郎丸ポーズでエネルギーを使い果たしてしまったわ(笑)。

──今年一年、本当にお疲れさまでした。有馬記念は残念ながら13着。さっそくですが、レースを振り返って。

小牧 ん〜、終わってみると、まぁ、しょうがないかな…って感じやね。スタートから出していって、いいところにつけたんやけど、3コーナーからちょっと遅れ出したからね。やっぱりヨーイドンの競馬になったから、それがあの馬にはアカンかったんやろうね。

──確かに一度手応えが悪くなりましたが、直線ではもう一度伸びるかというシーンがありました。

小牧 一瞬ね。でも直線ではもう手応えがなかったです。残念やけど。

──道中は小牧さんが思い描いた通りに運べたのでは?

小牧 そうやね。ラブリーデイを見ながら競馬ができたんでね。ポジション的は絶好やったし、馬の状態も良かった。ただやっぱり・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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