シルクロードS 今年も緩ペースとみる/トレセン発秘話

2016年01月27日(水) 18:00


◆ダンスディレクターを出走させる笹田調教師は「坂のあるコースならともかく、京都内回りは…」

「クラスが上がってペースが速くなった方が競馬はしやすい」

 折り合いを欠く馬などによく使われる表現だが、どうにも最近は必ずしも「クラスが上がる=ペースが速くなる」とは言い切れなくなってきた。

 力関係、脚質のハッキリした上級クラスの方がむしろ流れが落ち着き、終わってみれば条件戦の方が逆にペースが速かったというケースが増えてきたのだ。

 昨年3月の高松宮記念当日がその典型例で、高松宮記念より同日の1000万下(岡崎特別)の方が前半3ハロン通過が0秒5も速かったというのだから、芝スプリントGIの名が泣いてしまう。

 日曜(31日)のGIIIシルクロードS(京都芝内1200メートル)も、近年は電撃戦とは言えないようなレースばかりだ。

 過去5年で・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

東京スポーツ

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして競馬評論家・井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

関連サイト:競馬トウスポWeb

関連情報

新着コラム

コラムを探す