近走重視?脚質重視?根岸S有力馬の強みと弱みを斬る!

2016年01月29日(金) 18:00


◆とにかく差し・追い込みが強いレース

 武蔵野Sの2,3,5着馬が出ている今年の根岸Sだが、当時は前残りの色彩が強いところに勝ったノンコノユメだけ差し込んできた形。同馬さえいなければ……と考えたくなるところだが、根岸Sはとにかく差し・追い込みが強いレース。馬場状態と関係なく後ろから来る馬が届きやすい。近況成績を取るか、脚質重視でいくかというところが問題だ。

 人気になりそうなモーニンは、4連勝でオープンに来た馬だし素質は明らか。フェブラリーSへの出走を確かなものにするためにもここは連対がほしいところだろう。ただ、先述したようなこのレースは差しが届きやすい。また、前走で先着されているタガノトネールがいるにも関わらず人気になるというのは、ちょっと損な気もする。  そのタガノトネールは南部杯2着馬でもあり、こちらも地力は明らか。問題点は・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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