京都記念の有力馬を様々な角度から分析!

2016年02月12日(金) 18:00


◆日経新春杯やAJC杯からというのは、あまり良いローテではない

 今年の京都記念では、日経新春杯で鮮烈な勝利をおさめたレーヴミストラルあたりが人気になりそうだが、日経新春杯やAJC杯から京都記念というのは、あまり良いローテではない。過去10年でいうと日経新春杯組が[0-0-2-12]、AJC杯組が[0-0-1-14]。人気になるレベルの馬が出ていなかったのも事実だが、間隔の狭いローテであることも事実。こうなると有馬記念組などを重視したいようにも思う。

 そのレーヴミストラルは、決め手がなによりのセールスポイント。あとはその決め手が生きる展開になるか、追い込みが決まりやすい馬場状態かということが問題になる。週末早めに天気が崩れた場合プラスとは言えないだろうし、まずは土曜の馬場を見てみたい。

 年明けのGIIから、そして追い込みタイプということではショウナンバッハも近い存在ということになる。買うにしても切るにしても、この2頭をセットにして考える手はあるだろう。  有馬記念組は3頭が出走。再先着してきたのはトーセンレーヴだが・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

関連情報

新着コラム

コラムを探す