おいしくない1番人気はどう見抜けばいいのか?/共同通信杯(GIII)

2016年02月15日(月) 12:00

(撮影:下野 雄規)


 先週はかなり調子が良かったと思います。個人的にも、狙ったレースでキッチリと馬券を獲ることができました。特に土曜日の東京メイン『クイーンC』では、絶対人気だった◎メジャーエンブレムから、7番人気の▲フロンテアクイーン、さらに△ロッテンマイヤーで3連単が決まったのは会心の的中でした。ここでの◎は信用できる1番人気でしたし、狙った▲も期待通りでした。

 しかしです。

 日曜日、東京と京都のメインレースでは、かなり見当違いな予想をしてしまいました。京都メイン『京都記念』の◎アドマイヤデウスの3着は良かったのですが、ワンツーを決めた4歳2頭を軽視したのが完全に裏目となってしまいました。

 今回の『京都記念』のように、タイム指数の上下差が拮抗しているレースでは、わずかな指数の違いが印を分けてしまいます。つまり指数から判断できる能力差がほとんどなかったとしても、△を打つ馬と無印の差が出てきてしまうわけです。特に明け4歳馬のこの時期は、5歳以上が多いレースに入ると、経験の差で指数が少ない状況になりがち。4歳馬(特に重賞に出てくる馬)には、時期的な考慮もしなければならないと改めて思った次第です。

 一方の東京メイン『共同通信杯』。1〜3着の馬に印は打っていましたが、その3頭の組み合わせは持っていませんでした。

 少頭数。獲れそうで獲れない組み合わせ…。一体、何が盲点となっていたのでしょうか・・・

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大石川大二郎

No.1予想家の大石川大二郎が、前週の荒れたレースを「どうすれば取れたか」という視点で徹底分析。さっそく今週のレースから使える教訓を伝授、「未来の馬券力」を上げちゃうコラムです!!

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