キシュトーークU25 “2015年最多勝利新人騎手”『鮫島克駿ジョッキー』第3回

2016年02月17日(水) 18:00

同期であり、ライバルでもある加藤ジョッキーのことなどにについて聞いていきます

同期であり、ライバルでもある加藤ジョッキーのことや、10月に8勝、11月に6勝、12月に7勝と快進撃を見せた昨年の後半についても聞いていきます。

(取材・文/大薮喬介)


「勝ちたい」気持ちが強すぎて…

――9月はお互い1勝ずつで差が縮まらなかったわけですが、やはり同期の加藤祥太ジョッキーの勝ち星は気になりましたか?

鮫島駿 めっちゃ気になりました。

――ただ、その後はスゴかったですね。10月8勝、11月6勝、12月7勝と、最終的には加藤ジョッキーに9勝差つけて最多勝利新人騎手を獲得しました。10〜12月のレースを振り返ってみると、スマートカルロスやアスターストームなど、過去に騎乗して2、3着にきたことのある馬に再度騎乗して勝っている印象があります。

鮫島駿 おそらく京都や阪神の本場で2、3着にきた馬が、ローカルで勝ったということだと思います。やはり、本場でそれなりに走った馬はローカルだと一枚上のことが多いですから。そう考えると、去年はいい馬に乗せていただくことが多かったということですよね。騎乗するすべてのレースを勝ちたいと思っているので、39勝させていただきましたが、満足していません。最多勝利新人賞も獲ることができて、ホッとしたというのが正直な感想ですね。

――「もっと勝たないといけなかった」と思っているようですが、勝つために昨年は何が足りなかったんでしょうか?

鮫島駿 振り返ってみると、「勝ちたい」気持ちが強すぎて・・・

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