2016年02月22日(月) 18:00
同じダート1600mの9R「ヒヤシンス賞(3歳オープン)」が1分35秒4、3Rの3歳未勝利戦で1分35秒7(レッドゲルニカはダートの大物)が記録されるほど時計の速いコンディションだった。予測された通りとはいえ、1分34秒0は大変なコースレコードである。
武蔵野Sの回顧で「締まったダートなら、本番での連続快走も可能。ヘニーヒューズ産駒はもう早熟性とは一線を画す広がりをみせている。モーニンにはダート巧者にありがちな体の硬さがなく、弾むようなバネがある」と誉めた気がするが、今回はさらに進化していた。素晴らしい。
アジアエクスプレス、ケイアイレオーネなどの活躍で日本に輸入されたヘニーヒューズ(父ヘネシー。その父ストームキャット)は大変な人気で、その初年度産駒は現在1歳(15年生まれ。血統登録された産駒127頭)。産駒は2017年デビューとなる。
レースの流れは前半「34秒1-46秒1-58秒4-」。後半は「47秒9-35秒6」=1分34秒0。もちろん予測通りの厳しい流れだが、締まったダートではもっと高速の記録もあり、全体レベルの高かった今年とすると、暴ペースというほどではない。
勝ったモーニンはもまれない外枠とあって・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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