2016年02月23日(火) 18:00
今週末いよいよ解散の時を迎える橋口厩舎について、現在の心境を語ってくれました
今回は、1月中旬以降のレース回顧です。その間、5勝をマークしている小牧騎手ですが、なんといっても強烈だったのは、3歳新馬のビップライブリー! あの豪快な直線一気を振り返るとともに、今週末いよいよ解散の時を迎える橋口厩舎について、現在の心境を語ってくれました。
(取材・文/不破由妃子)
小牧 1週だけ勝てん週があったけど、まずまず順調やね。最近で一番印象に残っているのは、この前の新馬(2月14日・京都6R・ビップライブリー)。久しぶりに気持ちがよかったわ。
──普通なら届かないという位置からグイグイきましたね。
小牧 そうそう。スタートで出遅れて、道中も全然ハミが掛からなくて、ちょっとあきらめかけていたんだけどね。4コーナーで泥を被らないように外に持ち出したら、急に伸び出して。
──道中で小牧さんの手が動いていたので、馬場も馬場でしたし、手応えがもうひとつなのかなと。
小牧 道中は息遣いもひと息で、走るのを止めたいんかなと思ったんやけど、4コーナーでパンパン! と叩いたら、急にエンジンが掛かったんですわ。前とはかなり離れていたけど、その時点でもう届くと思った。なんせほかの馬が止まって見えたから。
──前が止まって見えるくらいの勢いだったということですね。
小牧 うん。ほかの馬とは全然スピードが違っていたからね。本当に気持ちよかったわ。
──調教には騎乗されていませんが、厩舎サイドからは事前にどんなお話が?
小牧 厩舎のスタッフからは・・・
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小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。
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