競馬の神様が微笑む 橋口弘師最後の重賞/トレセン発秘話

2016年02月24日(水) 18:00


◆小牧太ジョッキーは自身主催の引退慰労会にて「阪急杯で泣く準備はできています」

 今年で第60回を数える阪急杯の長い歴史の中で、語り草になっているのが2006年。この日(2月26日)を最後に騎手を引退した松永幹夫(現調教師)を鞍上に、ブルーショットガンが11番人気で激走V。おまけに松永幹は続く最終レースも勝って、最後の最後で区切りのJRA通算1400勝を達成。「今回ばかりは競馬の神様っているのかなと思った」という名言を残している。

 今年も“競馬の神様がいてほしい”と思わずにはいられない。今月いっぱいで解散となる橋口弘次郎厩舎にとって、日曜(28日)のGIII阪急杯(阪神芝内1400メートル)に出走するミッキーラブソングがラスト重賞になるからだ。

 いや、すでに競馬の神様の加護はあったと言えるのかもしれない。収得賞金2100万円とオープン馬の中では稼ぎの少ない馬が、毎年好メンバーが集結する、この高松宮記念の前哨戦で無事に出走枠に入ることができたのだから…。例年なら、まず除外。確実にツキはある。

 16日にミッキーラブソングの主戦でもある小牧太主催で、橋口弘調教師の引退慰労会が行われた。その席で・・・

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東京スポーツ

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