今回はドゥラよりイスラ、ロゴ

2016年02月25日(木) 18:00


◆「最も得意の中山千八で下手な競馬はできない」

 覚醒剤所持における清原和博容疑者逮捕から3週間が経過し、薬物遍歴にまつわるもろもろの情報が世間をにぎわせている。現時点でその真偽は不明だが、当方にすれば王貞治氏が持つ本塁打記録(868本)も意識させたスーパースター。有り余る才能を秘めながら、いつしか野球が目的から手段にすり替わった。それが返す返すも残念でならない。

 さて、最終的に素質より強い意志が勝るのは競馬も同じ。2週前の共同通信杯もそんな一例ではなかったか。主役はGIIホープフルSを完勝し、クラシック有力候補と目されたハートレー。単オッズ1.9倍の断然人気を集めたが…。結果はブービー9着と惨敗した。“容疑者”と同じ扱いは失礼だが、賞金が足りているハートレーにしてもここはGIへのステップであり、目的でなくいわば手段。「精神的に自分からやめる危うさも内包している」と担当の中條亮英助手は以前に語ったが、前走に関しては送り出す側の心の隙が馬に伝わっての凡走ではなかったか。

 ゆえに今週も気になるのは、GII中山記念における3世代の皐月賞優勝馬の立ち位置である・・・

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東京スポーツ

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

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