今年の中山記念は穴党も頑張れるレース!

2016年02月26日(金) 18:01


◆興味深いロゴタイプと田辺騎手の新コンビ

 今年の中山記念はかなりの好メンバーだが、人気の4歳馬は2頭とも差しタイプで休み明け、そして極端な距離短縮。負けたら負けたで理由になりそうなものがあるだけに、穴党も頑張れるレースだ。

 ダービー馬ドゥラメンテは骨折休養明け。トウ骨遠位端の骨折なら完治後の競走能力に響くことはないと思う。それより問題は距離と位置取り。牡馬クラシック馬が1800mを使ってきたケースは意外と勝ちきれないし、さらにこの馬は器用さではなく底力で勝負するタイプ。器用さも必要な中山芝1800mが合うかどうかは分からない。個人的にはシルシこそ打つものの、1着はない前提の馬券を買ってみようかと思う。  リアルスティールは・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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