マカヒキを3連単のどこに置くか

2016年03月01日(火) 12:00


客観的な参考材料として新馬→オープン特別を連勝してきた馬を見てみよう

 弥生賞ではリオンディーズ×エアスピネルの再戦が注目されているが、そこに絡んでくるのがマカヒキである。新馬→若駒Sと連勝してきたこの馬が、GI連対馬たちにどこまで迫れるのか。ファンの側からしてみると、馬券的にはどの位置に置くのか。2強に割って入ることを想定するのか、アタマまで見込むのか……悩ましいところである。

 客観的な参考材料として、新馬→オープン特別を連勝してきた馬の3戦目というデータを今回は調べてみようと思う。対象は現4〜23歳の20世代。まずは、単純に新馬(折り返しは含まず)→オープン特別を連勝した馬を見てみよう。

 対象世代の新馬勝ち馬は、ちょうど6000頭。うち1345頭は昔の折り返し新馬勝ち馬なので、初戦限定だと4655頭。

 そのうち、2戦目でオープン特別を勝った馬は・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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