ブレイブスマッシュの半妹メモリーリング

2016年03月02日(水) 12:00

【2歳】

ハノハノボーイ(牡 美浦・武市康男 父ヴィクトワールピサ、母ワルツオブキャット)

 母ワルツオブキャットはホッカイドウ競馬で走り、短距離ばかり使って6戦4勝の成績を挙げた。母の父Songandaprayerは現役時代にファウンテンオブユースS(米G1・ダ8.5f)を勝ち、ケンタッキーダービーでは半マイル通過44秒8というレース史上最速のペースを刻んで逃げまくった快速馬だった。種牡馬としては仕上がり早のスピードタイプを量産して成功し、日本ではサープラスシンガーが函館スプリントS(GIII)で2着となった。父ヴィクトワールピサは芝向きの中距離タイプで、昨年のJRAファーストシーズンサイアーチャンピオン。ジュエラー(16年シンザン記念-GIII・2着)、ジョルジュサンク(16年すみれS-OP・1着、15年京都2歳S-GIII・4着)、コパノマリーン(16年フェアリーS-GIII・5着)、ナムラシングン(16年つばき賞-3歳500万下)などを出している。母方から・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

栗山求

68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG

関連情報

新着コラム

コラムを探す