フローラSも蛯名 フロンテアクイーンに注目/トレセン発秘話

2016年04月21日(木) 18:00


◆老舗キュウ舎ならではのしたたかな計算

 今年はディープインパクト産駒、史上最高の当たり年。

 波乱の皐月賞を見た後、以前自分で記したことを改めて思い出したのだから始末が悪い。

“初年度産駒がステイゴールド産駒オルフェーヴルに屈して以降、種牡馬ディープの悩みは古馬王者たる牡馬を輩出できずにきたこと。しかし、今年の3歳牡馬はスター候補がズラリ。ボージョレ・ヌーボーの例えではないが、ひょっとして史上最高の豊作ではないのか”。

 確か当欄にはこう記したはずである。

 おそらく当時の感覚をそのままキープできていれば、ディープ産駒のワンツースリーで決まった皐月賞は易々と的中したことだろう。だが、諸所で心変わりするのが宴会野郎の最大の弱点。遅きに失した感はあるが、今年の3歳世代、常にディープ産駒の層の厚さを頭に入れて付き合っていく必要があるのだろう・・・

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東京スポーツ

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