2016年04月22日(金) 18:00
2歳馬が入厩をむかえるこの時期、まだまだ募集中の馬がいることはご存知ですよね。この、いまでも出資が間に合う「駆け込み出資馬」こそ、一口馬主生活をプラスに導く大きなポイントなのです。一口馬主クラブの取材を通じてその重要性を感じ、いまではデビュー率100%でほぼ2勝以上という山崎エリカが「駆け込み出資馬」で儲けるコツをレクチャーします!
「活躍する馬は、もう埋まっている」と思っていませんか? 実は、G1馬のレッドディザイアもサンビスタも、現在活躍中のルージュバックも、この時期に残口があった馬です。それもレッドディザイアやサンビスタは、募集価格1470万円以下(200分の1口)なので回収率2500%越え、ルージュバックが募集価格2400万円(400分の1口)で、既に回収率500%を超えています。けっしてこの時期に売れ残っているからといって、走らないわけではありません。
確かにこの時期に出資することは、選択の余地が狭まるデメリットがありますし、たとえば今年のクラシックで活躍中の弟や妹は、まず、買えません。でも、ちょっと考えてみてください。募集開始時に買うというのは、いざ調教を開始すると意外と動けずに頓挫することもあれば、故障してデビューできないという最悪のパターンにおちいる可能性だってあります。
かつては出資した馬がデビュー前に故障した場合には、出資金を他の馬に回せる「保証制度」がありました。しかし、2011年に金融庁のお達しにより廃止。つまり、デビューできなかった場合には、金銭的にほぼ丸損になるのです。価格が安ければまだいいとして、G1戦線での活躍を期待して何十万円も奮発した結果がゼロだったら、イヤじゃないですか? 私は耐えられません(笑)。
駆け込み出資のメリットは「ギリギリまで調教を見て出資できる」ことでしょう。この時期の調教でこれまで大きな頓挫なくハロン15秒くらいで走れていれば、夏場くらいまでには・・・
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