距離指数で買っていれば73万円馬券は獲れた?/福島牝馬S(GIII)

2016年04月25日(月) 12:00

(撮影:小金井邦祥)


 消化不良の週末でした。

 まあ東京と京都の開催替わりということで、初週はどうしても的中率が落ちてしまうのですが、それにしても今週は落ちすぎ。かなりへこんでいる現在です。特に今回の福島の6日間開催はまったくいいところがありませんでした。6日間だと出走も折り返しが少ないので、成果もなかなか上がりません。その福島で、ゴール後「ああ、やっちまった…」と声をあげてしまったレースがありました。土曜日メイン『福島牝馬S』です。3連単73万円台の大爆発馬券。しかしこれ、タイム指数のソート次第では、簡単に(?)獲れていたかもしれない馬券だったのです。


【検証ナンバー027】

サンプルレース名/2016年04月23日(土)・福島11R・福島牝馬S(GIII)芝1800m

【レース前状況】
 5月の『ヴィクトリアマイル』に続く古馬牝馬の中距離路線の重賞前哨戦。1番人気は500万下から準オープンまで3連勝と上昇中の新星4歳馬シャルール(父ゼンノロブロイ)だった。安定感のある連対率も人気の一因。鞍上は前走に引き続き横山典。2番人気はハピネスダンサー(父メイショウサムソン)。近2走はともに5着だが、どちらも展開に不利な面もあり。福島初でも能力を買われて人気に。3番人気はアースライズ(父マンハッタンカフェ)。同馬も前走では負けていたものの2走前の愛知杯では3着に奮闘。全体的に単勝人気は分散傾向。小回りコースを制する馬が有利に思えた。

【レース結果】
1着 マコトブリジャール 牝6(14番人気)北村友
2着 シャルール 牝4(1番人気)横山典
3着 オツウ 牝6(13番人気)加藤

【払い戻し】

単勝 5310円

枠連 1600円

馬連 1万1130円

馬単 2万8630円

3連複 8万4650円

3連単 73万5970円

誰もが混戦という状況を冷静に見極められなかった?

 逃げるのは昨年のヴィクトリアマイルで大波乱を演出したこともあるミナレット。おそらく多くの人がそう想定していたはず・・・

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No.1予想家の大石川大二郎が、前週の荒れたレースを「どうすれば取れたか」という視点で徹底分析。さっそく今週のレースから使える教訓を伝授、「未来の馬券力」を上げちゃうコラムです!!

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