ノーザンファームの運動会を阻止できる馬はいるか?

2016年05月18日(水) 18:00


◆ノーザンファーム以外の牧場に目を向けると…

 血統は牧場で育まれるもの。「種牡馬は牧場と組み合わせると馬券の傾向が明確になる」ことは、常々書いています。今年は、ホームページで公開している予想では、ノーザンファーム生産馬を本命にした場合の単勝回収率は200%越え(先週もプレスアテンションが順当に勝ってくれれば、300%越えだったのですけれど)血統と牧場の関係をデータベース化した成果は出ている、と信じたいものですが、ただ単にノーザン生産馬の好走パターンを見極めれば儲かるだけの話かもしれません。

 さて、オークスもディープインパクトが抜群に走るレース。2012年以降は産駒が毎年連対。複数の産駒が出走した年は、馬券圏内にも複数のディープ産駒が占めます。

 そしてディープ産駒で走るのはノーザンファーム生産馬がほとんど。馬券になった7頭のうち6頭がノーザンファーム生産馬でした(残る1頭は社台生産馬)

 今年はオークスに登録したディープインパクト産駒はすべてノーザンの生産馬。1〜3人気もすべてノーザンファーム生産馬になることが濃厚。

 ノーザン以外の牧場に目を向けると・・・

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亀谷敬正

血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中

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