「太論」再開!『僕の都合でお休みしてしまってすみませんでした』

2016年05月31日(火) 18:01

小牧太

3週間ぶりの再開となった『太論』クラレントで挑む今週末の安田記念について、意気込みを語ります!

3週間ぶりの再開となった『太論』。騎乗停止明けにも関わらず、バッチリ研ぎ澄まされた体で小牧騎手が帰ってきてくれました。今回は、騎乗停止となったレースを振り返るとともに、クラレントで挑む今週末の安田記念について、意気込みを語ります!

(取材・文/不破由妃子)


左回りが合うことはわかっているから、一発を狙っていくで!

──5月15日の京都8R(ノミネーション4着)では、久々に騎乗停止に…。改めて振り返ってみて、ご自身の反省点は?

小牧 ちょっと張り切りすぎたね。叩きすぎた。

──それだけ際どい勝負だったということですね。

小牧 勝てるんちゃうかと思った。でも、先頭に立ってソラを使ってたから余計やね。あとは、その前のレースで勝ったもんやから(キングサムソン)、調子に乗りすぎたね。ああなったら、一度止めて立て直さなアカン。本当に申し訳ない。反省しましたわ。

──レース中に“やってしまった…”という自覚はあったんですか?

小牧 いや、乗っているときは、そこまで酷いとは思わなかった。外の馬にも影響を与えてしまっていることに気付かなかったから。でも、パトロールを見た瞬間、“やってしまった…”と思ったわ。誰にもケガをさせんでよかった。それだけは本当に思うわ。それにしても5月はなんかあるわ…。覚えとかな。落馬とか骨折とか…5月は絶対に何かがある。

──2010年には、ダービー直前の騎乗停止もありました…。

小牧 そうそう・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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