スプリントの血が重要な安田記念

2016年06月01日(水) 18:00


◆安田記念はダービーよりもさらに「スプリント指向」を強めた血統馬に合うレース


 今年のダービーの勝ち馬マカヒキ、サトノダイヤモンドに共通するのはディープインパクト産駒であること。さらに、2頭とも母系には南米のスピード血統「サザンヘイロー」が。育成はノーザンファーム。

 JRAのダービーは「直線で末脚を伸ばす」能力を持った血統馬の中で、「流れに乗る操縦性」と「末脚のスピード」が強化された馬が勝利に近い種目。古くから「スタミナ血統」と呼ばるような血統を積みすぎる馬は、今時のダービーに適さないのでしょう。

 ダービーと同じ東京コース、馬場も近い安田記念も、直線で「末脚」を発揮できる能力は重要。ダービーよりも距離は短いのですから、さらに「スプリント指向」を強めた血統馬に合うレースです。

 安田記念を2桁人気で2回馬券に絡んだグランプリボスは・・・

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亀谷敬正

血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中

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