今週も堅い決着か?

2016年06月14日(火) 12:00


ユニコーンSも堅い重賞

 先週、エプソムカップは堅い重賞だという、あまり心躍らない原稿を書いて、実際のレース結果も堅かった。そして今週も似たような原稿を書かねばならない。

 ユニコーンSが堅い重賞だからである。

 先週と同様、全馬を均等買いした場合の回収率を参考にしてみよう。過去10年のユニコーンSにおいては単勝34%・複勝62%。標準的な値の70〜80%よりかなり低い。それだけ穴が出ていないことを示す。

 2006年以降の3歳重賞(既に終了しているものは11回分、それ以外は過去10回)ということで比較すると・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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