リスクを取りにいく価値のありそうな一戦/宝塚記念

2016年06月22日(水) 18:00


■宝塚記念(G1・阪神芝2200m内)フルゲート18頭/登録18頭

【コース総論】阪神芝2200m内 Bコース使用

※今回は阪神芝2000〜2200mを集計対象としています

・コースの要所!


★3番人気以内馬が勝率20.8%と好成績。基本的には人気サイドが強い条件。

★枠番の内外による差はほとんどないが、枠番値が低い外枠の過信は禁物か。

★4角5番手以内の先行勢が圧倒的な強さ。最速上がり馬の好成績も目立つ。


 多頭数で行われたレース数が非常に少ない、阪神の芝2200m内。そこで今回は、スタート地点が1コーナー側に200m移動する点しか差異がない、芝2000m内も含めて集計と分析を行っている。1コーナーまでの距離が変わるので同列には扱えないが、コース形態から考えて、それほど大きな問題はないはず。やや雑な分析となってしまう点は、どうかご容赦いただきたい。

 16頭立てにおける平均配当は、単勝1408円、馬連7479円、3連複2万6329円と、それほど低くはない。しかし人気別成績を見ると、上位人気である1〜3番人気の好成績が目立っている。対照的にイマイチなのがふたケタ人気で、10番人気以下馬はトータル[2-4-7-322]で複勝率3.9%、複勝回収率66%と低空飛行。「人気馬からのチョイ荒れ」あたりを狙うのが、もっとも効率がいいコース条件といえそうだ。

 枠番については「ほとんど気にする必要なし」が結論。内外比較したデータを見てもわかるように、信頼度にはほとんど差がない。ただし、ちょっと気になるのが外枠である馬番13〜16番で、その枠番値はマイナス0.7という低さ。18頭立てになる可能性もあることを考えると、外枠は少し割り引いて考えたほうがいいと思われる。

 直線の・・・

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小林誠

競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。

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