宝塚記念、各馬の不安要素と「馬券的に面白い存在」

2016年06月24日(金) 18:00


◆天皇賞春→宝塚記念は結びつきにくい

 フルゲートは欠けたものの、なかなかのメンバーが揃った今年の宝塚記念。最終的に展開が大きく作用しそうではあるが、ここでは過去のデータと各馬の適性から評価しておきたい。

 キタサンブラックは展開を味方につけるのが上手いが、天皇賞春は究極に近い競馬。あれ以上の展開は想像しづらいうえに、もともと天皇賞春→宝塚記念は結びつきにくい。そう考えると、実力を認めつつヒモまで、というところか。  その理屈でいうとカレンミロティックシュヴァルグランも評価しづらいが・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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