“難解”な中京芝の状態を分析 レッドファルクス尾関師CBC賞勝算あり!?/トレセン発秘話

2016年06月30日(木) 18:00


◆開催が進むにつれ、速くなるのが中京の芝

 全休明けの28日、尾関キュウ舎に立ち寄ると、前田廣宣助手が悔しげに語りかけてきた。

「力負けじゃないっすよ。馬場、そしてハンデ。持ち前の切れ味を生かし切れなかった」

 振り返ったのは、彼の担当馬バンゴールが出走した先週の東京1000万・八ヶ岳特別(芝1800メートル)。単オッズ2.0倍の1番人気に支持されたが、結果はクビ+ハナ差3着と涙をのんだ。

「発表こそ良でしたが、その前のレースまで稍重だったように、かなり下がぬかるんだ状態。その分ハンデもこたえたと思うんです」

“独り善がりの言い訳”でないことは、レース後に数多くのジョッキーが「道悪」を敗因にした談話が物語る。現在JRAでは馬場状態を4段階で発表しているが、乗り手の感覚と微妙にズレるケースがある。そこに不完全さを感じるのは当方だけではあるまい。もっとも、馬場にイメージとのギャップを感じるのは、乗り手に限った話でもない・・・

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東京スポーツ

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

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