ラジオNIKKEI賞、狙ってみても面白い人気薄は?

2016年07月01日(金) 18:00


◆特に今年はトップハンデ馬の評価がポイント

 ハンデ戦というのは「ハンデが効いて格下タイプが激走する」か「ハンデ差では能力差を埋めきれない」のどちらかになりやすいものだが、ラジオNIKKEI賞というのはその中間のような印象で、なんともややこしい。特に今年はトップハンデ馬の評価がポイントとなる。

 そのトップハンデ、ブラックスピネルは56.5キロかと思いきや57キロだった。重賞2着もちぎって勝ったこともない馬にしてはきっちり背負わされたという印象だ。背負う組の場合、近い時期のレースに好走があれば比較的好走しやすい(以前の好走歴が原因で背負わされる形はダメ)ので気にしないという手もあるが、微妙に重いのも事実。軸にする場合、アタマ固定というよりは3連複の軸として考えていきたい。  ゼーヴィントは前から残る中である程度詰めてきた前走が好内容。ただ・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

関連情報

新着コラム

コラムを探す