七夕賞は「ヒモ荒れの派手な形が望める」レース!

2016年07月08日(金) 18:00


前走から斤量増になる馬は信頼度が高い

 七夕賞は、1,2番人気馬がそれなりに複勝圏内に入ってはいるのだが、全馬ベースの回収率は高い。つまり、ヒモ荒れの派手な形が望めるレースである。脚質的には位置のとれるタイプが好走してきたが、最近は福島に限らず馬場の傾向が変わりつつあるので、こだわりすぎないようにはしたい。  また、七夕賞はハンデ戦なので斤量にファンも敏感になりがちだが、背負う立場で、かつ人気になる馬というのはけっこう強い。前走から斤量増になる馬は信頼度が高いので、今年でいうとアルバートドックは前走からの斤量増を承知で買う価値はある。この馬の場合、問題は斤量ではなく展開と捌き。テン乗りの戸崎騎手がどう乗るか楽しみだ。  マーティンボロも斤量増組・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

関連情報

新着コラム

コラムを探す