2016年07月18日(月) 18:00
他の陣営も、昨年のマイネルミラノの強気な逃げはいやでも頭に入っている。今年、すんなりマイペース「60秒0-59秒0」=1分59秒0の逃げ切りが成立したのは、昨年の果敢で超強気な逃げ作戦も、抵抗できずに8着に沈んだ失速も生きている。昨年、ようやく復活した函館育ちの丹内祐次に期待したファンはいっぱいいる。だから2番人気だった。失速は残念だったが、あの強気な函館記念がさまざま意味で糧(プラス)となった可能性は否定できない。実際、昨年は丹内=マイネルミラノの逃げ切りに大きく期待しながら、今年は最有力候補にはできなかった人びとも多い。それもプラス、重圧のない挑戦者の立場に戻れた。
丹内祐次騎手は、大ケガで休養が長引いた2008-2009年当時、年間の勝ちクラがひとケタに低迷する苦しい時期があった。でも、見事に復活した・・・
続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。
登録済みの方はこちらからログイン
バックナンバーを見る
このコラムをお気に入り登録する
お気に入り登録済み
お気に入りコラム登録完了
柏木集保「重賞レース回顧」をお気に入り登録しました。
戻る
※コラム公開をいち早くお知らせします。※マイページ、メール、プッシュに対応。
柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
プロフィール
マイネルミラノの全成績と掲示板
レース結果
函館記念全着順・払戻金
レース回顧
函館記念の寸評・回顧
コラム
今年も波乱の可能性は高い/函館記念
ニュース
マイネルミラノ圧逃劇 地元で重賞Vの丹内「最高です」
競輪
競輪を気軽に楽しもう!全レース出走表・競輪予想、ニュース、コラム、選手データベースなど。