こんなロブロイ産駒は初めて!! と西園師が感嘆 サトノマサムネ/吉田竜作マル秘週報

2016年07月20日(水) 18:00


◆「サトノ=西園ライン」を強固なものにできるのか

 POGで重要視される要素はいくつかあるが、「勢いのある馬主に乗っかる」のが手っ取り早い手段と言えようか。馬体の見方が分からず、血統に詳しくなくても、例えば天下の金子真人オーナーがセレクトセールで落札したディープインパクトやキングカメハメハ産駒となれば将来、名馬になる可能性も高いのだから、これはこれで立派な戦略だ。

 このようにゲーマーが気楽に? 活用できる「馬主」も、実際にキュウ舎を経営している調教師からすれば当たり前の話だが、重みが全く違ってくる。噂では「ろくにキュウ舎に顔も出さないけど、夜な夜な銀座のクラブに入り浸ってオーナーを接待したり、新しいオーナーを見つけたりする」ツワモノ調教師も存在するらしいが、普通に仕事をしていれば、調教師はセレクトセールなどのセリ場や各競馬場でしか馬主との接点を持てない。有力オーナーや新規オーナーを掘り起こし、有望な若駒を集めるには、ひたすら「結果」を出すこと以外に近道はない。

 特に拡大路線にある有力馬主とのつながりほど大事なものはない。最近でいえば、「サトノ」の冠号で知られる里見治氏。栗東ならば・・・

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東京スポーツ

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして競馬評論家・井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

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