前走好走馬でも好配当が狙える小倉記念

2016年08月05日(金) 18:00


◆プランスペスカは小倉記念向きの脚質

 小倉記念は前走好走馬がまた好走しても好配当になったりすることがけっこうあるレース。一昨年2着のマーティンボロもそんな感じだったが、2010年のニホンピロレガーロなどは新潟大賞典3着から同斤量で来たにもかかわらず9番人気で優勝した。あまり考えすぎずに素直に買ったほうがよいのかもしれない。  前走好走馬というと、今回まず思い当たるのはダコール。年齢的な衰えはないし、58キロにもすっかり慣れてきた。問題はオッズのほうで、これまでは配当面の魅力があったが、今回は人気になりそう。馬としては良いがギャンブルとしてどうか、という判断になる。  プランスペスカは前走の鳴尾記念3着がフロック視されて・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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