“ウラ函の雄”クリノスターオー今年こそ!/トレセン発秘話

2016年08月11日(木) 17:59


◆「6歳になって精神的にはグンと成長しました」

 函館では毎夏出会う“函館野郎”たる関係者が何人かいる。美浦組では今年の皐月賞馬ディーマジェスティを担当する島田明男調教キュウ務員がその代表格。一方、栗東なら山内キュウ舎の榊原洋一キュウ務員、西村キュウ舎の梅内栄子助手、西浦キュウ舎の伊藤強助手らがおなじみのメンバー。彼らの顔を函館で見て、ようやく夏が来たという実感が当方に湧いてくるほどだ。

 さて、今週のGIIIエルムSにも“ウラ函”ならではの顔がある。今年で3年連続の挑戦となるクリノスターオーと中塚健一助手のコンビだ。過去2年同様に今年も函館競馬場で調整し重賞取りに挑むが、注目すべきは過去にない意気込み。同レースは2,4着と惜敗続きだが、今年こそやってくれそうなムードが伝わってくる。

「集大成?ある意味、そうかもしれませんね。最初の年は栗東で乗り込んで2週前に函館入り。昨年は牧場から直接函館に入り調整。その2回を踏まえて、今年は栗東から1週前に入キュウ。臨戦過程においてはベストの選択をしたつもりです」

 ローマンレジェンドにアタマ差の惜敗だった4歳時に比べ・・・

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