乗り替わりダコールは「小倉→大山→栗東」でデキはいかに!?

2016年08月31日(水) 18:00


今週の追い切り特報もお見逃しなく!

 6週間の夏競馬もいよいよ今週でフィナーレ。私は仕事で小倉競馬場に2度足を運び、最終週はこれまた仕事で札幌競馬場へ行くことになっています。これが終わると、また1年は夏競馬とお別れだと思うと少し寂しいところですが、栗東にはG1ホースが続々と帰厩しており、秋競馬を待ちわびています。夏には夏の、秋には秋の良さがあるのが競馬。そして、私の役割は皆様の馬券検討に役立つ予想やコラムですよね。

 各競馬場で重賞が行われる今週ですが、ここでは新潟記念と小倉2歳Sを取り上げます。開催通じて、雨の影響が少なかった新潟競馬場はともかく、先週日曜日に雨の影響を受けた小倉競馬場がどんな馬場状態になっているのか。これは正直、11日目のレースを見てみないことには判断できませんが、新潟記念に関しては、過去の優勝馬から共通する調教内容があるので、それに該当する馬を本命評価にするつもりです。

【新潟記念/ダコール】

 前走後は一旦、大山ヒルズに放牧に出されており、栗東へ帰厩したのは8月24日。確かに栗東から小倉競馬場の道中にある場所ですから、そこへ立ち寄ってリフレッシュするというのはあって不思議ではないパターン。ただ、戻ってきたのがレースの10日前というのは非常に珍しいケース、と書きたかったのですが、実は2014年の新潟記念も同じパターンで放牧、入厩を行っています。

 ただ、当時と違うのは1週前追い切りと日曜追い切りを経て、最終追い切りを行っていること。今年は・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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