新潟の引っかけと札幌の引っかけと小倉の引っかけ

2016年09月01日(木) 12:00


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新潟記念・田辺の引っかけ

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昨日(31日)発売になったグラサン師匠の競馬攻略漫画「鉄板競馬・10周年記念12馬券福神SP」には亀谷敬正さん、井内利彰さんといったこのサイトでも活躍中の御仁を取材した漫画が掲載されている。人気攻略ライターの競馬観と必勝法が学べてたいへん勉強になる。ただその片隅にぶら下がるように、末端にしがみつくように不肖・柏手も参加させてもらっている。そこでの自分の使命は「一行で全重賞を攻略する」というもの。題して、重賞一滴アプローチ。

「朝露の一滴にも天と地は映っている」ということばもある。ならば一行に天と地を映すことは可能だろうと考え、トライしてみたけど、はたして……。ちなみに自分のお気に入りは、ターコイズSの「田辺か石川でどうだ!?」だ。このレースはまだ新設重賞だから、レースの歴史はあっても重賞としての格式は浅い。その弱みにつけこんで(?)、一滴に凝縮させてみた。もし、当たっていたならお買い上げください……って師走まで待てないよ!

今回、一滴にまとめるにあたって、レースを人気視点、オッズ視点、騎手視点、厩舎視点、馬主視点などでさらってみて、改めて感じたのは「田辺」レースが思った以上に多かったことだ。

田辺はリピーター騎手というのが持論だけど、まずは1回勝ち負けに参加しないと、リピート権は獲得できないわけで、リピート数が年々増えているということはそれだけ重賞でも活躍し始めているということだ。今回もひーふーみーよー、ターコイズSは勢いで記しただけだけど、それ以外はちゃんとリピートしているレースだ。うむ、思った以上に多い。まあ誰にでもすぐに調べられるけど、めんどーな方はぜひご一読を。

その田辺は新潟記念でベルーフに騎乗する。
ここは興味深い・・・

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かしわでちょうほう

競馬専門誌・競馬王の元本紙予想担当。今は競馬王その他にて、変な立ち位置や変な隙間を見つけて、競馬の予想のようなものを展開中のニギニギ系。 著書はなし。最新刊「グラサン師匠の鉄板競馬 最前線で異彩を放つ看板予想家の鉄板録」に再び間借りして、4年ぶりに全重賞・根多の大百科的なものを執筆。

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