セントウルS、ビッグアーサーにとって不吉なデータが...

2016年09月09日(金) 18:00


◆ビッグアーサーは今回叩き台と割り切れるレース

 外国馬の参戦こそなかったものの、GI馬ビッグアーサーの出走でメンバーが充実した今年のセントウルS。しかしそのビッグアーサーにとっては不吉なデータがある。

 よく言われることだが、このセントウルS、前走GI組がとにかく勝たないのだ。過去25年と重賞としてのセントウルSをすべて振り返っても、前走GI組は[0-7-1-26]。ブラックホーク、スリープレスナイト、カレンチャン、ロードカナロア、ハクサンムーンといった馬たちも・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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