ダービー大敗組の重要性

2016年09月13日(火) 12:00


ダービー組の回収率、複勝率は他の路線に比べるとかなり高い

 セントライト記念といえば、まず注目を浴びるのが前走ダービー組。休み明けのリスクと能力の高さとどちらが上回るのかという議論でいうと、基本的には後者で考えたほうが良さそうだ。

 過去10年、ダービー組の成績は[5-4-2-15]。回収率は単161%・複118%となっている。これは昨年のキタサンブラック・ミュゼエイリアンが効いているのだが、複勝率の42.3%自体も、他の路線に比べるとかなり高い。

 これを・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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