2016年10月05日(水) 18:00
今週から東京、京都競馬が開幕! いよいよ本格的な秋競馬が始まります。今回は好メンバーが揃った毎日王冠に出走するステファノスについて、馬体面を中心に掘り下げていきたいと思います。
【ステファノス】
◆馬体構造 ディープインパクト産駒の典型的な形で、造りとしては同厩舎の先輩・トーセンラーに似て無駄な肉がない。この馬の特長は飛節の強さと胸前の筋肉。飛節はディープインパクト産駒らしく立ち姿だとやや直飛気味で、非常に力強い。歩かせると可動域が大きい。胸前の筋肉は非常に発達していて、これが重めの芝もこなせるパワーの源。この辺りは母系が出ているのだろう。ツナギの角度もベストと言えるもので、柔軟性を感じさせる。背中が短めで胴がゆったりしたストライドが伸びる構造。皮膚も薄く見せていかにも代謝が良さそうだ。体型的に・・・
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古澤秀和
中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。
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